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NextEra、再エネ受注残36.7GWで第3四半期利益が予想上回る

調整後EPSは1.24ドルに増加。再生可能エネルギーと蓄電池の新規案件3.7GWが開発パイプラインを拡大し、2026年見通しは据え置かれた。

再生可能エネルギーと蓄電設備を描いたオリジナル編集イラスト。
オリジナル編集イラスト:追加された3.7GWは再エネ発電と蓄電池案件で構成される。 Watch at Ease

NextEra Energyの第3四半期調整後1株利益は1.24ドルとなり、ロイターが伝えたアナリスト予想1.18ドルを上回った。Florida Power & LightとNextEra Energy Resourcesの双方が改善し、調整後EPSは前年同期比9.7%増えた。

Energy Resourcesは再エネ発電と蓄電池案件3.7GWを追加した。7月以降に1.8GWが稼働した後でも受注残は約36.7GWとなった。経営陣は2026年調整後EPS予想3.92~4.02ドルを維持し、上限を目指すとした。

調整後利益は市場予想を上回った

調整後利益は25億9200万ドル、1株1.24ドルで、前年同期の23億4800万ドル、1株1.13ドルから増えた。ロイターによると、1株利益はLSEG集計の予想1.18ドルを上回った。

GAAP純利益は47億7500万ドル、1株2.28ドルで、前年同期は24億3800万ドル、1株1.18ドルだった。調整後利益は一部のヘッジや合併費用を除くため、GAAP数値と同一視できない。

案件残高は約36.7GWに拡大

Energy Resourcesは四半期中に再エネ・蓄電池案件3.7GWを新規獲得し、このうち蓄電池は2.4GWだった。7月の決算説明以降に1.8GWが稼働したことを反映しても、受注残は約36.7GWとなった。

受注残は開発パイプラインであり、稼働中の容量とは異なる。電力と収益に貢献する前に、許認可、建設、供給網、資金調達、顧客契約のリスクが残る。

主要2事業の利益が増加

Florida Power & Lightの純利益は16億2000万ドルで、前年同期の14億6300万ドルを上回った。規制資本は約9.2%増え、四半期投資は約24億ドル、通年の設備投資は約120億ドルを見込む。

Energy ResourcesのGAAP純利益は14億9100万ドルで前年同期の12億7500万ドルから増加。調整後利益も11億200万ドルから12億4700万ドルへ増えた。

2026年見通しは据え置き

NextEraは2026年調整後EPSを3.92~4.02ドルと見込み、上限を目指す。2025年を基準に2032年まで年8%以上、その後2035年まで同率を目標とする方針も維持した。

これらは保証された結果ではなく経営陣の予測だ。同社は天候、規制、案件遂行、電力需要、資金調達、政策支援を結果が変わる要因として挙げる。

Dominion取引は承認待ち

両社株主が9月に承認した後、州と連邦の審査が進んでいる。両社は2027年後半の完了予定を維持した。

ロイターは668億ドルの取引が規制・政治面の厳しい審査を受けていると報じた。審査日程や目標日は完了を意味せず、最終命令と必要な承認が残る。

太陽光・蓄電設備を見渡す電力制御室のオリジナル編集イラスト。
オリジナル編集イラスト:36.7GWは開発パイプラインであり、すでに稼働する容量ではない。 Watch at Ease