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LNG Canadaが第2期拡張を承認 KitimatのLNG輸出能力倍増へ

Shellと共同事業パートナーはKitimatで液化トレイン2系列の追加を承認した。計画能力は年1,400万トンから約2,800万トンへ増え、商業運転は2030年代初頭を目標としている。

Kitimatの資料空撮。市街地、森林に覆われた谷、Douglas Channel、遠方の山々が見える。
資料写真:2006年のKitimatとDouglas Channelの空撮。LNG CanadaはKitimatにあるが、2026年9月の第2期投資決定や工事を撮影したものではない。 District of Kitimat / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

LNG Canadaの第2期計画は、準備段階から最終投資決定へ進んだ。Shellと他の共同事業パートナーは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州Kitimatの施設に液化トレイン2系列を追加することを承認した。各社によれば、計画上のLNG生産能力は年1,400万トンから約2,800万トンへ増える。

この決定は、追加能力がすでに稼働していることを意味しない。Shellは第2期に建設と試運転が残り、商業運転は2030年代初頭を目標としているとしている。北米のLNG供給を追う読者にとって重要なのは、長く議論されてきた拡張が、FID前の構想から承認済み投資へ変わった点だ。

第2期の決定で何が変わったのか

最大の変化は最終投資決定だ。ReutersとShellは9月29日、パートナーが第2期を承認し、拡張がそれまでの資金、許認可、協力準備の段階を越えたと報じた。

この違いは重要だ。以前の報道では、拡張は承認見込み、あるいは準備中としか言えなかった。FID後は正式な投資決定がある一方、新しいトレインの建設と試運転はこれからだ。

何が追加され、誰が所有するのか

Shellによると、第2期では液化トレイン2系列、貯蔵・コンデンセートタンク、追加の積み出しバース、関連するユーティリティーとプロセス設備を増設する。Coastal GasLinkも拡大施設を支えるため圧縮機ステーション5カ所を追加する計画だ。

共同事業はShellが40%で主導する。PETRONASは25%、PetroChinaとMitsubishiは各15%、KOGASは5%。Reutersは、拡張により施設の年産能力が1,400万トンから約2,800万トンになると報じた。

出荷増加までに残る工程

承認は次の建設段階の出発点であり、完成ではない。Shellの2030年代初頭という商業運転目標は会社の見通しで、今後の実行に左右される。追加能力がすでに利用可能だという意味ではない。

カナダ政府のMajor Projects Officeによると、既存の第1期は2025年に生産と輸出を開始した。第2期はその稼働基盤を拡張するが、今日の投資決定と、将来2,800万トン規模に到達するための建設、試運転、立ち上げは分けて考える必要がある。

海上を進むLNGタンカーARKATの資料側面写真。暗色の船体、淡褐色の貨物部、白い上部構造が見える。
資料写真:2024年のLNGタンカーARKAT。Brunei LNGに関連する船で、LNG Canadaの船舶ではない。LNG海上輸送の一般的な背景として使用している。 Pangalau / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0