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Computacenter、2026年利益予想の下限を4.25億ポンドに 受注残126億ポンド

10月26日の更新で調整後税引き前利益の下限を3.80億ポンドから引き上げた。受注残は今後の納入契約を示し、計上済み売上高ではない。

Computacenterの6月末と9月末の確約済み製品受注残を比べる独自データイラスト。
独自データイラスト:受注残は93億から126億ポンドへ増加。将来の納入契約を示し、四半期の計上済み売上高ではない。 Watch at Ease

Computacenterは、予想を上回る第3四半期を受け、2026年の調整後税引き前利益を少なくとも4.25億ポンドと見込む。9月に示した下限は3.80億ポンドだった。

10月26日の更新では、9月30日時点の確約済み製品受注残が126億ポンドに達した。6月30日は93億ポンドだった。これらは将来の納入に関する契約額であり、四半期売上高の合計ではない。

利益予想の下限は4500万ポンド増

新下限は従来より4500万ポンド、約11.8%高い。二つの予想下限の比較であって、実現した利益成長率ではない。更新時点の会社集計によるアナリスト予想は3.871億ポンドだった。

実際の通期調整後税引き前利益はまだ発表されていない。4.25億ポンドの予想は法定利益や売上高とも異なり、確定した通期決算として扱えない。

126億ポンドの受注残とは

会社の定義では、12カ月以内に納入する顧客の解約不能な販売注文に対応して、技術ベンダーへ発注した未履行の確約済み購入注文総額を指す。総請求収入ベースの指標だ。

6月末から33億ポンド、約35.5%増えた。四半期末に残る確約済み業務の残高であり、その四半期に得た売上高ではない。仮の利益率を掛けても将来利益が確定するわけではない。

サービス部門は一様に伸びていない

会社は技術調達事業の力強い成長について、北米と英国のハイパースケール及びネオクラウド顧客が主にけん引したと説明した。プロフェッショナルサービスの成長が、マネージドサービスの減収を補い、サービス全体の増収につながった。

Alliance Newsは技術調達をハードウェア・機器調達、プロフェッショナルサービスを助言・アプリケーション業務、マネージドサービスを遠隔ユーザー支援と説明する。この違いを踏まえると、インフラ需要増が全事業に同じ効果をもたらすとは限らない。

今後の確認点

経営陣は第4四半期の滑り出しも好調とした。11月24日に北米の成長機会と欧州データセンター能力を扱う資本市場イベントを開き、2027年1月28日に次の期末前業況更新を行う予定だ。

次に確かめるべきは、納入進捗と最終的な決算が引き上げた利益下限を裏付けるかどうかだ。今回示されたのは修正予想と定義のある受注残であり、そこから最終的に得られる現金や利益率ではない。

従来と現在の利益予想下限及びアナリスト予想を区別する独自イラスト。
独自データイラスト:利益下限は3.80億から4.25億ポンド、アナリスト予想は3.871億。いずれも監査済み通期実績ではない。 Watch at Ease