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カリフォルニア州、ETS転送サイトから生徒データがコピーされた事件で通知開始
現役・元公立学校生が対象となる可能性がある。コピーされた記録には氏名、住所、障害情報、試験データなどが含まれ得る一方、社会保障番号と金融口座情報は含まれていない。

カリフォルニア州は、漏えいしたログイン資格情報を使った第三者がEducational Testing Service(ETS)のファイル転送サイトからデータをコピーしたとして、生徒と家族への通知を開始した。関係する項目は人により異なり、対象となる現役・元生徒には2年間の無料ID保護サービスが提供される。
州が公表した内容
州教育局によると、ETS運営の安全なファイル転送サイトから無断でファイルがコピーされたとの調査結果を受け、ETSは10月16日に通知を始めた。関係アカウントは無効化され、サイトも停止された。通知は11月初めまで続く見込みで、対象でも直ちに手紙が届くとは限らない。
対象となる可能性がある人
州の事件ページは、コピーされた情報に直近3学年度の全在籍生徒の記録が少なくとも含まれるとしている。2023年以降の現役・元公立学校生のほか、2006年以降に州内校を離れ、転校確認が取れていない一部の人も対象になり得る。2025~26年度だけで在籍者は570万人超だが、重複を除いた最終人数は公表されていない。
含まれ得る情報と対象外の情報
氏名、生年月日、住所、学校、学区、学年、州・地域の生徒ID、人口統計、言語・制度参加、障害や配慮、州試験データなどが人によって含まれ得る。公式通知は、社会保障番号、金融口座情報、パスワード、保護者情報は含まれないとしている。ETSは通知時点で公開された証拠を確認していないが、将来の悪用がない保証ではない。
アクセスの経緯
ETSは9月25日に異常を確認した。調査では、漏えいしたログイン資格情報が使われ、2026年5月22日から9月18日まで複数回にわたり転送サイトへアクセスし、ファイルがコピーされたと判断された。このサイトはCAASPPやELPACなど州全体の試験情報の交換に使われていた。侵入者や資格情報漏えいの方法は公表されていない。
家族が今できること
不審なメッセージのリンクではなく、州教育局の事件ページから確認する。そこには27言語の公式通知と、平日太平洋時間午前6時~午後6時の電話窓口833-931-8488がある。ETSは対象の現役・元生徒にExperian IdentityWorksを2年間無料提供し、未成年者と成人で別の登録経路と番号を案内している。手紙が未着でも公式FAQを確認し、学校や学区の連絡先情報を最新にしておく。
対策と未解明点
ETSは影響を受けたサイトを停止し、より強い制御を備えた新サイトを構築し、監視・アクセス制御と第三者レビューを強化したとしている。州のサイバー機関がフォレンジックと対応を支援し、教育当局はETSの契約上のセキュリティ順守も調べている。最終人数、各生徒に対応する正確な項目、責任者の特定はなお未解明だ。
