テクノロジー · ニュース解説

Ahold Delhaize、サイバー事案を警察に届け出 配送停止続く

悪意ある行為を確認したと説明。Albert Heijnの配送停止と米国ブランドのサイト障害は続いている。

オリジナル概念図。無印のスーパー運用チームがサイバー警報に対応する様子。
オリジナル概念図。無印のスーパー運用チームがサイバー警報に対応する様子。 Watch at Ease

Ahold Delhaizeは10月19日、不審な活動が第三者の悪意ある行為によるものと判断し、オランダ警察にサイバー事案を届け出たと発表した。同社は月初めに一部システムを予防的に停止していた。

今回の更新で事案の性質は明確になったが、攻撃者や侵入方法は公表されていない。調査は継続中で、顧客データが持ち出された証拠はないとしている。

10月19日に何が変わったか

悪意ある行為との判断後に警察へ届け出た点が、従来の「セキュリティ問題」という説明からの重要な進展だ。

顧客への影響はオンライン配送に集中

Albert Heijnは早くても木曜まで配送を再開しない。米国ブランドの一部サイトも停止が続く一方、ベルギーでは配送が再開した。

店舗営業でも裏側は影響を受ける

実店舗は開いていたが、配送経路の混乱で供給難が生じた。デジタル停止が在庫の流れへ波及した。

データと犯人像の限界

データ流出の証拠はないが最終結論ではない。調査中で攻撃者と手法は明らかになっていない。

フランスの攻撃と混同しない

発生時期は重なったが、オランダ当局は直接関係を示す理由はないとしており、同一攻撃とは断定できない。

オリジナル概念図。無印の配送拠点で準備済み注文が一時停止している様子。
オリジナル概念図。無印の配送拠点で準備済み注文が一時停止している様子。 Watch at Ease